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アレキサンダーサーバー在住。ガルカをこよなく愛し、ガルカに生きるガルカのブログ。特技は無言誘い。
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![]() 途中で一度、義兄に乞われてログインしたことがあったとは言え、まったく遊ばなくなってから2年が経過した。課金が途絶えていたせいでキャラクターも消えていた。復活させるために随分と手間取った。 もう二度と訪れることはないだろうと思っていたヴァナディールに、いま僕は立っている。復帰するに至るまでには、色々と紆余曲折があったのだけれど、なにはともあれ僕は帰ってきた。グスタベルグの荒涼とした大地は、昔と何も変わっていなかった。 胸中にある思いは一つではない。必ずしも望んで復帰したわけではないから、懐かしさ半分、自己嫌悪半分といったところだろうか。 長いブランクを経て、ひさびさにログインしたのは土曜の夜だったのだけれど、まるで先週も参加したかのような気安さでアポリオンへの誘いがきたのに驚いた。僕がヴァナディールにいなかった月日など、誰も気付いていないかのようだ。 当たり前といえば当たり前だけれど、知らない間に沢山の新要素が追加されていた。まるで浦島太郎だ。竜宮城から戻ってきたら、周りは知らない人だけかと思っていたら、随分時間が経過しているというのに、フレンドリストの面々は殆どが未だ健在で少し引いた。君たちはどれだけ長生きなんだと。おかげで、さして寂しさを感じることもなく遊ばせて貰っている。 むかし世話になって、いまもアレキサンダーサーバーで活躍しているガルカたち、フレンドたちへ。 黙っていなくなったことに対する不義理を詫びて、また新たに仲間に加えてもらうために、できれば一人一人にハゲガルカのテカテカ光る頭を下げて回りたいところだけけれど、つまらない下心と他愛もない行き違いから、それは叶わないことになってしまった。脳筋ガルカのGriblockは、もうこの世界にはいない。これからは心機一転、Mightybeeでお世話になることにした。倉庫番として生まれ、倉庫番として生涯を終えるはずだったミスラだ。とりあえず、ガルカのフェローと仲良くなる日を夢見て、いまはソロでレベルあげに勤しむことにしよう。 開式一時間三十分前、2007年3月29日23時30分、バストゥーク港。リンクシェルのリストには、聖歌隊の指揮をお願いしていたGouan氏と僕しかいない。LSチャットで軽く挨拶をして、彼からの反応を待った。返事はない。どうやら寝ているらしい。まあいい、いつものように先に仮眠をとっているのだろう。いつものように寝過ごさないことを祈りながら、ヴァナディール全土をフレンドでサーチした。 結婚式の招待客には、LSのメンバーではなく、僕のフレンドだけを誘った。LSのイベントという公の集まりではなく、結婚式というごくごく個人的な催しだからだ。もっとも、ガルカに関して言えば、パールを渡したメンバーの殆どはフレンドだし、全体的に見ても八割はガルカなので問題はない。 バストゥークにいる者は数名といったところだ。殆どは全エリアに散っていた。レベル上げやミッション・クエストを楽しんでいるのだろう。未だログインしていない者も目立った。僕は、ログイン前にPOLで確認した数通のメッセージを思い出した。その殆どは、29日の25時と1時を勘違いしたものだった。前日のサーバーメンテナンスを心配したものや、不参加を詫びるもの、連絡なしの時間変更に憤るものもあった。(23時45分) ![]() 忘れてはいけない、花嫁を介添人に引き合わさなくては。介添人が新婦と会うのは今夜が初めてになる。ウエディングサービスからの事前連絡事項には、前もって打ち合わせをするようにしたためてあった。しかし、仕事の都合で介添人のログインが激減していたのだから仕方がない。 改めて新婦の名でリージョンをサーチした。 ・・・いない。おかしい。ついさっきまで大工房にいたはずなのに。回線切断だろうか。ためしにサーチの範囲を全土に拡大してみた。 ・・・いた。新婦はジャグナーにいた。そこで何をしているのだろう。忘れ物だろうか。 「なんでジャグナー?」 「オハヨー (^。^)ノシ」 「介添人と引き合わせるから、少し早めに来てね」 「・・・・・・」 「ん?」 「ひょっとして、今夜だっけ?」 二人の門出を祝うこの晴れの日に、やにわに暗雲がたれこめ始めた。無事に終わるだろうか。ふと、そんな不安が鎌首をもたげた。(23時55分)
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